もうすぐ4月です。入園入学シーズンですね。
「小1プロブレム」という言葉を聞いたことはありますか?
小学校入学にあたって、宿題や子供の預け場所の問題が出てくる「小1の壁」は親側が直面する問題、一方「小1プロブレム」は45分授業・集団生活・新しいルールの連続に馴染めない、という子ども側の問題です。
うちのむすこも、まんまと「小一プロブレム」にぶち当たりました。
今回の記事では、こんな方に向けて書いていこうと思います。
- うちの子が学校に馴染めるのか、とっても不安
- 小1プロブレムが我が身に起こった時に、どう動けばいいのか予習しておきたい
- 実際に我が身に起きたけど、どうすればいいかわからない
小1プロブレム勃発
担任の先生から電話
まず、子どもが学校生活になじめずに問題行動が多いと先生から電話がきます。
えええうちの子が!!!と最初とてもショックを受けると思います。
ここで、先生のお話をよく聞いてどんな問題行動なのかは記録しておいてください。
相談や受診の際、どこでも何度でも聞かれる&書かされます。
もし、先生に発達障害を疑われたり、受診をすすめられたりしたら、「発達相談センター」に予約してみてください。
発達相談センターなんてものがあるんですね奥さん・・・何も知らないわたしは最初、かかりつけの小児科に電話しました。
発達相談センター
発達相談センターは無料で利用できます。
「発達相談センター 〇〇市」とかで検索すると、近くのセンターを発見できます。
センターでは診断そのものはできませんが、相談・簡易テストにより、発達障害の傾向があるか判断してもらう事ができます。
また、本人の特性・傾向を見える化してもらうことによって、お家での接し方・学校での接し方を見なおす事ができます。
相談センターに行くステップをとばして、発達の病院を予約するのもアリだと思います。
わたしの住む地域では、
- 病院がめちゃくちゃ混んでいて予約が半年〜1年先というのが当たり前
- 相談センターを経由して病院を予約すると一般の予約より多少早く予約が取れる・・・かも
と言うような事を聞き、まずは相談センターにいってみました。
聞き取り・簡易テスト・テスト結果解説等で全部で5回くらい足を運んだと思います。
土曜日や夏休みを狙って通ったので、相談センターに行く為にむすこが学校を休んだのは全部で半日くらいだったかな、と思います。
受診
うちの場合は4ヶ月後くらいに発達の病院の予約が取れました。
そしてまたここで再度聞き取り用紙とテスト・・・気が狂いそうになります。今回は学校に書いてもらう聞き取り用紙&テストも追加されました。
診断結果がでるまでに計2回受診しました。
学校での動き・手続き(うちの子の場合)
授業の見学
担任の先生からの電話で「授業での様子を見にきてほしい」と言われていたので、学校に行っていました。
また、特別支援学級がある学校だったので、そちらに親子で体験・見学に行きました。
わたしは当時パートで週1〜2日休みでしたが、半年くらい休みはほぼ全部学校に行っていました。
特に小1は支援を必要とする子が多く、うちの子は教室から脱走してしまう為、見張りをお願いされました。先生+支援員では手に負えなくなっていたのです。これは仕方ない。脱走するヤツが悪い・・・
フルで働く親御さんだったら結構きついやつです。
支援学級への移動申し込み
次年度から支援学級に入れたいと言う意志が序盤で固まっていたので、先生に手続きを取ってもらっていました。
流れとしては・・・
8月 支援学級に入れたい希望提出
教育委員会による生徒の視察
秋頃 教育委員会による判断がおりたら、個人面談(親のみ)
冬頃 支援学級に移動する申込書提出
こんな感じで決まっていきました。
ちなみに、むすこは2学期から授業は支援学級で受けていました。
こうして、新年度から特別支援学級への移動が決まりました。
さいごに
小一プロブレムも人によって様々で、子供の特性・住んでいる場所・行っている学校や担任によって対応がバラバラだと思います。
この記事では飽くまでうちの息子の場合ですが、1年生を終えてみて、問題が起こった時にいかに素早く動けるかがとっても重要だと感じます。
親も子供もつらくて苦しみますが、一緒に向き合いながら成長できるチャンスを神様からもらったと思って。前向きに捉えていきましょう。
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