小学校に入学するや否や、担任から鬼のように電話がかかってきて子供に発達障害の特性があるとかないとか言われたり思ったりしちゃっている親の皆さん・・・
1年前のわたしです!!
入学してすぐ教室から脱走する、お友達や先生の物を壊す、起立とか礼とかやらない、やんちゃなお友達とすぐケンカになる・・・
↑これらの問題行動を経て、うちのむすこは年度内に発達障害の診断を受けることとなります。
今回は、1年経ってグラグラ不安定だった親の自分を振り返り、やりがちなこと・やらなくていいことを羅列したいと思います。
やりがちなこと
検索して、見つけた情報に我が子を当てはめる
最初は検索検索、検索の嵐ですよね。
そして、割と当てはまる情報に「これも、これもあるな・・・」と我が子をスキャニング。
先生に言われたことを鵜呑みにする
もうほぼ毎日のように担任の先生からデンワが・・・。
今日はこんなことがありました。こんな(よくない行動)をしてしまいました。
はいはい、えっ!!すみません。お世話かけます。
このやりとり後、ショックで割と冷静さを欠いた状態でむすこを詰めてしまう、というとても悪いループが当時我が家ではありました。
先生も親の都合の良い定時ギリみたいな時間に、たぶん1人ではない人数のご家庭にデンワを入れています。意識してても若干の愚痴っぽさが出てしまいます。しかも、1人の人間です。世論ではないです。
先生からの報告に対しては、ショックが大きいとは思いますが・・・事実だけ受け取ることをおすすめします。
集団にそぐわない行動をしているということは、本人が一番困っています。お話しするときは、
- どうしてその行動をしたのか?
- そのときどんな気持ちだったか?
という点を聞くようにすると、本人を否定せず、かつ後々の接し方の材料となる情報が聞き出せます。
まあ・・・うちの子は「わからん」の一点張りだったのですがね。
診断名から連想される特性をすべて持っている、と思い込む
例えば、ADHDだったらよく見られるパターンとしては
落ち着きがない・集中力がない・集中しすぎ・不注意・思ったことをすぐ行動に移してしまう…等
ですが、すべてのADHDの人がみんな同じ特性、ではないですよね。
わたしだけかもしれないですが、むすこがADHDの傾向と言われた時に、「これも当てはまる、これもこれも」といった感じに、よく見られる特性とその人の特性をすべて照らし合わせていたのです。
これをやってると本当に苦しいです。簡単にいうと「悪いとこ探し」ですね。
やらなくていいこと
自分を責める・行動をむりやり変える・感情を抑える
ネット検索していると、
- 子どもを責めない
- お母さん・お父さんは笑顔でいて
- 子どもとの時間をもっと作って/大事にして
的なことがよく書かれているのですが・・・
わたしが悩んでいるみなさんに声を大にして言いたいことは、
みんな大体そのままでいい!!!
子どものよくない行動にぶち切れたり、シュンとしたりイライラしたり、働いていて思うように接する時間が取れない自分を責めたり。
子どもを責めて泣かせたり、逐一注意して雰囲気が悪くなったり。
それでいいです。そのままでOKOK。
おそらく、我が子は上に書いたようなわたしの行動から色々学んでいたと思う。
- これはよくない行動なんだ
- 母親・父親はどうやったら笑ってくれるかな?
- 全然わかってくれない!
嫌な思いをたくさんさせたと思いますが、かわいそうだからと自分を押し殺して、不自然な対応をしなくてよかったと今は思うことができます。
親の自分が不快に感じている行動は、絶対によそで誰かを不快にさせるので。
甘やかさずに、冷静に注意すれば大丈夫。
ケンカになったり泣かせたりしても、言い過ぎたと思えば謝ればいいです。
すべてを理解して受け止めてあげることが、後々マイナスとなることもあります。
悪いとこ探し
上に書いた「悪いとこ探し」ですが・・・考えてみてください。
現在担任の先生や、周りから指摘されている事って、2〜3個じゃないですか・・・?
自分で集めた情報に対して、「これも当てはまる、これもこれも」ってなって、すべて改善していかないといけないとなると、そんなに大変なことってない。
まずは、言われていることだけに対して改善の努力をすれば大丈夫です。
例えば我がむすこがよく注意される点は、「姿勢・対人の距離の近さ・パニックになった時の攻撃的な態度」です。
1年前のわたしは、むすこはADHDだから、ADHDの症状は全部持ってるくらいの思い込みの強さで悩んでました。
学童に入れているのですが、学童でお友達とすぐにケンカしないかな・・・他の習い事も先生に発達障害って言っておいた方がいいのかな・・・とか先回りして色々と悩んでいたんですが、取り越し苦労でした。
小学校低学年の男子はけっこうみんなそんなもんです。
注意されたところを、自分が接していて気になったところを、改善するだけでいい。
さいごに
小学校上がってからの1年間、本当に地獄みたいな毎日で、ずっと苦しかったです。
処理しなきゃいけない情報がいっぱいで、すぐに「そもそもわたしが悪いのかも」といった結論を出して、四苦八苦・・・。
今は、少し落ち着いて、開き直って、まあまあ楽しく明るく子どもを見守ることができています。
子どものことで悩んで悩んで、いっぱい調べものしている親の皆さんを尊敬します。
最後まで読んでくれてありがとうございます。整理された文章ではないですが、少しでもしんどいのが減ったらいいなと思います。
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